新型コロナウィルス感染症流行以前よりオンライン診療は必要なものだと考えてきました
神奈川県・相模原市で診療を行っています。 診療科目を狭めず、一次診療として、内科、外科、小児科、皮膚科、整形外科、アレルギー科、などの科目を取り扱っています。 夜も19時まで、週に2回は21時まで診療し、お仕事帰りの方にも多く来院いただいています。
新型コロナウィルスの感染拡大とは関係なく、オンライン診療は新しい診療体系として必要なものだと考えてきました。 特に慢性疾患で定期的にお薬を飲まれている場合は、患者様もクリニック側も時間を削減できますし、お薬が家まで届くことで外出が難しい人でも治療の継続に貢献できると思います。
オンライン診療は月に30件程度実施しており、休診日以外予約を受け付けています。 主に生活習慣病の患者様や花粉症などアレルギーの患者様がオンライン診療を受けられています。 毎朝、受付スタッフがCARADA オンライン診療の管理ページをチェックし、予約が入っている患者様の情報を電子カルテに記載します。 主それを医師が確認してその日の診察を把握します。 診療後は30分以内に会計処理をすませ処方箋を薬局にお渡しします。30分後を目安に患者様から薬局に電話いただき、服薬指導を受けるようお願いしています。
新型コロナウィルスの感染拡大下の緊急事態宣言時には、ご家族でご予約いただく場合もありました。まずお子さんを診察して、そのまま親御さんも診察してという、家族丸ごとの診察です。やはり、コロナウィルスの感染拡大下においては、他の患者様との接触を避けるため活用されている方が目立ちました。 また、慢性疾患で症状が安定している方のご利用も多く、オンライン診療のリピート率が高い傾向にあるようです。 無断キャンセルや直前のキャンセルなどは無いため、対面診療とも上手く両立も出来ていると思います。
患者様へお薬の受け取りまでがスムーズに行われるよう院内の運用の工夫などに尽力してくれています。
患者様がお薬の受け取りまでスムーズに行えるように、0410対応を行っているかなど近隣薬局に確認し薬局との連携を心がけています。
クリニックとしては初期導入時のコストが低いことがかなり良かったかなと思います。色々不安であるオンライン診療を始めるハードルを少なくし、社会が必要とすることに対して素早く反応することができました。 患者様側としてはアプリのダウンロードが必要ないということは「初めてみる」時のハードルをかなり下げてくれたかなと思います。
何も考えずに一旦始めてしまいましょう。新しい医療サービスの可能性が見えてくると思います。